カフェインを賢くとる

カフェインは、コーヒー豆や茶葉などに含まれる食品成分で、疲労緩和や眠気覚ましなどが効果として期待できます。

カフェインと聞くと「取りすぎはよくない」とはよく聞くけれど、なぜなのか?どのくらいまでなら大丈夫なのか?って実際フワッとしてませんか?

そして、カフェイン自体に言われている美容効果もあったりするので、うまく取り入れていきたいところですよね。

カフェインをとる効果

カフェインの効果には様々なメリットがあります。

中枢神経を興奮させてからだを活発にさせる作用があるので、程よく摂取する分には「集中力アップ」「眠気を覚ます」などの効果を期待できます。

他にも「疲労緩和」「頭痛を軽減させる」「運動能力を向上させる」など健康面での効果や、「むくみ予防」や「ダイエット」など美容にも期待できることがあります。

カフェイン摂取による美容効果

カフェインで期待できる効果に「むくみ予防」「ダイエット」をあげました。

それぞれ詳しく書いていってみます。

「むくみ予防」について

カフェインの作用に利尿作用があります。これは腎臓の血流が促進されて体内の水分が尿として排出されやすくなるためです。これにより体内に余分な水分を溜め込みにくくなるためむくみの予防につながると考えられます。

「ダイエット」について

カフェインには脂肪の代謝も促進させる効果があります。特に有酸素運動の30分前に「濃いコーヒー」に相当する量のカフェイン(体重1kgあたり約3mg)を摂取すると、脂肪燃焼の速度が大幅に増加するという可能性を示した研究結果があるそうです。

カフェインの取りすぎで起こること

カフェインの取りすぎで起こるデメリットは、

  • ①中枢神経系の刺激によるめまい
  • ②心拍数の増加
  • ③興奮
  • ④不安
  • ⑤震え
  • ⑥不眠症
  • ⑦下痢
  • ⑧吐き気

上記のような症状が起こりうるものとして考えられます。

カフェインの過剰摂取を防ぐには

日本ではカフェインによるからだへの影響は個人差があるとされ、明確な摂取許容量は決められていません。海外では、カナダやオーストラリアなどでは、カフェインの1日あたりの摂取量が決められています。

カナダ保健省では、カフェインの推奨摂取量は以下のように決められています。

・健康な成人:400mg以下

・妊婦、授乳婦、妊娠を計画している女性:300mg以下

・10~12歳児:85mg以下

・7~9歳児:62.5mg以下

・4~6歳児:45mg以下

あくまでも海外の基準ですが、過剰摂取を防ぐためにも参考としておきましょう。

何にどれくらい含まれているのか?

日常的に摂取する飲み物の中にどのくらいのカフェインが含まれているのでしょう。

コーヒー1杯(150ml):約90mg

紅茶1杯(150ml):約45mg

煎茶1杯(100ml):約20mg

麦茶1杯:なし

コーラ1缶(355ml):約46mg

エナジードリンク1本:約36~150mg

健康な成人であれば、コーヒー1日4杯飲んでも大丈夫な量ですね。

美容にも効果を期待できるカフェインなので、うまく日常に取り入れていきたいですね。


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