浮腫みを改善!冷え症との関係は?

浮腫み(むくみ)ってなに?

浮腫み(むくみ)は、体のなかの“水分”(リンパ液や細胞まわりの水分など)が通常よりも滞ってしまっている状態です。
健康な体なら“水分”は血管やリンパ管を通り、全身を回っていて最終的にからだの外に排出されます。

冷え性ってどういう状態?

東洋医学では、冷えは「冷え症」という病気として捉えています。「冷えは万病のもと」といわれるように、冷えると、肩こりや腰痛、肌荒れ、生理痛など、様々な不調が起こりやすくなります。冷えの感じ方は様々ですが、外見は血色もよく、健康そうでも、本人が冷えを感じている場合は冷え症だといえます。

血行不良が冷えに関係する

血液の流れがよい状態であれば、全身を巡ることができます。しかし、いわゆるドロドロな血液の状態だと、体の末端に張り巡らされている毛細血管までは届きにくく、体の隅々まで酸素や栄養を運んだり、老廃物を回収したりすることができません。水分の流れも巡りも悪くなっているため、浮腫みやすさにもつながります。

むくみ改善!からだを冷やさない習慣

血液の質を改善するためには、まずはドロドロ血液をつくらないこと。そのためには食習慣がとても大切。塩分や糖分、脂肪が多すぎる食事は避けて、バランスよく食事をしましょう。その他、リラックスすることも大切。ストレスが多い人は、血流をコントロールしている自律神経がバランスを崩しているかもしれません。血管はストレスを受けることにより収縮してしまい、一気に血行が悪くなります。ゆっくり過ごすこともむくみ改善には大切なことですよ。